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熟女ブーム到来

2012/1/24  平凡太郎 さん

クッキー明らかに私の妻より遥かに年上と思われるご婦人が、マンションの下階に住んでいる。時々挨拶を交わすのだが、このご婦人いつ見ても色っぽいのだ。特別スタイルが良い訳でもなく、体型もどちらかと云うと豊満だ。トレーニングウエアを着こんでペットの犬を散歩させているのだが、ご近所の人に声を掛けられている姿を良く見る。声をかけているのは全てオッサンだ。心なしか下心を感じなくもない。

最近は熟女ブームとやらで、お笑い芸人がテレビでやたらと「熟女、熟女」と騒いでいるのを見るが、彼等の言っている熟女のストライクゾーンはかなり高めで、50代だと首を横に振るのだ。最低ラインでも60代でなければ熟女とは認められない。熟女好きと公言している芸人はどう見ても30代そこそこ、何をバカな事を言ってるんだ、どうせネタだろう? と思っていたのだが、隠し撮りをしたVTRが出てきて若い女の子と飲み会をしているシーンが映っていた。やはり若い子が良いんじゃないか、と思って見ていると、若手芸人は「お母さんの年幾つ? 48? 若過ぎるな、お婆ちゃんは?」と若い子そっちのけなのである。

一緒に見ていたカミサンは大はしゃぎしている。「ええ? じゃあ私まだまだヒヨッコって言う事? 熟女になったらまたモテ期がくるのね~」と言っている。私は心の中で「お前が年を取った頃は、熟女ブームは終わっているよ」と思ったが口には出さないでおいた。
しかし、下の階のご婦人を見ていると満更でもない自分に気付く。あのご婦人と挨拶する時に「お婆ちゃん」と話しをしている気が全くしないのだ。目の前に立っているのは、老人である筈なのにはっきりと「女性」を意識せざるを得ないほどの色っぽさ。

あの色気は一体どこからくるのだろう? となるとご主人さんが気になるところだが、残念ながら一度もお目に掛かった事がないのだ。未亡人なのかもしれない。だとしたら私にもチャンスが・・・いや、そうではなく未亡人なら理解できると言うものだ。カミサンに訊いてみるとご主人を見た事があると言うではないか。「口ひげを生やしていて凄くダンディーな人だよ、何て言うか、色気があるのよ~、お爺さんとは思えない感じ~」だそうだ。『この親にして』ではなく、『この夫にしてこの妻あり』と云う事なのだろうか? チラリとカミサンに目をやってため息が出た。

この異様に子供っぽい家のカミサンは私が創り出したということになるのだろうか? いや、逆のパターンも考えられる。『この妻にしてこの夫あり』だ。また、ため息が出る。どちらにしても、私達夫婦が下階のご夫妻のようになるとは思えない。例え熟女ブームが続いていたとしても家のカミサンのモテ期再来はなく、ダンディーブームが来たとしても私のモテ期もないだろう。
娘と台所に立ち、2人でアヒル型のクッキーを焼いてはしゃいでいる妻にため息が出るが、まあ、これで良いのだ。何故なら私は熟女好きではなく、子供のような妻が可愛くて結婚したのだから。ここまで成長しなかったのはちょっとした誤算だったが人生に誤算は付きものだ。

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