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定年後の不眠

2012/3/21  インソムニア さん

定年後の生活|不眠定年を迎え、さあこれから老後は悠々自適に楽しく過ごすぞ、と考えていた私に、思ってもいなかった不調があらわれた。
それは、不眠である。私は会社員時代にも不眠に悩まされたことなどなかったのに本当に驚いた。ストレスが多い会社員時代に不眠になる、というのなら分かるが、なぜ、会社員時代よりずっとリラックスして楽に過ごせるはずの定年後になって不眠となってしまったのか、理由が分からなかった。

しかし、調べてみると意外なことに、私と同じように定年後に不眠になった人は少なくないというのだ。その理由のひとつは、まず、「仕事をしているときのように頭も体も使わなくなったこと」。つまり、頭を使わないので脳が疲れない、動かないから体も疲れない、そして睡眠は疲れをとるためのものなので、脳も体も疲れていない状態だと、どうしても眠りが浅くなったり、睡眠時間が短くなりがちだというのだ。

そしてもうひとつ、「会社員時代のように規則正しい生活をしていない」というのも大きいらしい。定年後、私は、「これまで頑張ってきたのだから」という気持ちを免罪符に、見たいテレビ番組があれば夜更かしをしたり、眠ければ朝遅くまでダラダラと寝床に居たりという日々を繰り返してきた。それがダメだということらしい。体内時計の時間間隔のメリハリが、なくなってしまうのだそうだ。

これらのことを知った私は、とにかく「頭と体をもっと使って、生活も規則正しいものに戻そう」と決心した。妻は毎朝かなりきちんと決まった時間に起きているので、妻に事情を話して、「不眠状態を何とかしたいから、規則正しい生活をしようと思う。面倒かもしれないが、お前が起きる時に、ぜひ一緒に起こして欲しい」と頼んだ。

翌日からの妻は実にスパルタだ。キッチリ朝6時に起こしてくれて、それでも私が起きられずにぐずぐずとしていると、容赦なく布団をはがされる。妻が朝食の準備をしている間に、私はラジオ体操を繰り返しやることを命じられた。ラジオ体操など久しぶりだが、真面目にやってみるとこれはかなりの運動になる。

さらに数日後からは、クロスワードパズルの本が手渡された。毎日のノルマまで決められ、まるで子供の宿題のように、きちんとやったかどうか妻にチェックされている。こうして私は半ば強制的にだが、頭と体を使う機会と、規則正しい生活を得ることとなった。

自分から願い出たこととはいえ、正直言って、最初のうちはこの生活がつらかった。少し前までのように、もっと気ままな定年後生活を送りたい、と思ったこともあった。ただ、この生活になってから、以前ほど不眠に悩まされなくなってきたことは確かだ。やはり人間がいつまでも健康で居るには、気ままなだけの生活でなく、ある程度の健康維持のための努力も必要だということなのだろう。今後も、「気ままな定年後生活」への誘惑に負けることなく、妻の協力を得ながら、適度にこの生活を続けようと思う。

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