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人生後半戦はまだまだ序盤

2012/3/15  下天は夢か さん

まだまだ現役先日、妻と京都旅行に行ってきました。そして建勲神社に行った際、とある句碑が目に入ったのです。
その句碑に記されていた句は、

人間五十年
下天のうちをくらぶれば
夢まぼろしの如くなり
ひとたび生を得て
滅せぬもののあるべきか

織田信長が、桶狭間の合戦前に舞ったということで有名な「敦盛」の一節です。

この句を見れば分かることですが、昔は人の寿命は「人生五十年」という状況でした。ところが今では平均寿命は、女性に比べると寿命が短い男性でも約80歳というところまで延び、100歳を超えるご長寿の方もたくさんいらっしゃいます。
100歳まで生きられる人というのは、まさに「昔の人二人分の人生と同じ長さを生きている」ということになります。

そのことに気づいて思ったのが、「今の時代、60代を老後の時期だと考えるのは早すぎるのではないか」ということです。私は会社を退職してからは「あとは老後をのんびり過ごすだけ」と楽隠居を決め込んでいましたが、それはまだまだ早いと思うようになりました。

私が平均寿命かそれ以上まで生きられるという前提で考えた場合、私の人生は野球で言えば、まだ6回の攻防戦というところでしょう。前半戦でたとえ思うような試合運びができなかったとしても、これからまだ7回・8回・9回と、挽回のチャンスは大いに残されている、そんな状況です。それこそ「人生の後半戦は始まったばかり」の、「人生後半戦ヒヨッコ」に過ぎません。

まだまだ体も動く。まだまだ頭だって働く。これを使わない手はないと思い、市のシルバー人材センターに登録し、そこを通じて時々ですが労働をさせてもらうことになりました。
元リフォーム職人だった経験を生かし、ペンキ塗りなどをはじめとしたリフォーム関連の仕事を紹介してもらっています。シルバー人材センターからもらう配分金は、それこそちょっとしたアルバイトのようなもので、「これで稼げる」というものではありませんが、何よりも「自分がまだまだ仕事ができると実感できること」に大きなやりがいを感じています。そして仕事を終えた際に「また何かあったらお願いします」と笑顔で言われると、「この人からシルバーを通じて次の依頼があるまでは、自分も元気でいなければいけない」という張り合いも出ます。

私がシルバー人材センターを通じて仕事をするようになったのを見た妻も、介護の仕事を始めるようになりました。介護の世界でも60代の人がバリバリと働いているケースが多いようで、妻もそうした周りの元気な60代に負けじという意識が出るらしく、頑張っています。

人生五十年だった昔とは違う長寿社会だからこそ、「老後」なんて言葉を考えるのは、まだまだ先の話でいい。しばらくは「始まったばかりの人生の後半戦」をもっともっと充実させていくことを考えていきたいと思います。

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