あわやの事故
2012/3/29 佐智子 さん先日、仕事中に車を当てられてしまいました。フロントバンパーだけで済んだのが不幸中の幸い。
私はクリーニング業を営んでいる50代の者です。
事故に会ったのは朝の8時すぎ、近くの病院に白衣の配達に出かけた時のことでした。私が駐車して降りようとしていると、となりの駐車スペースにバックで入ろうとしている高齢者マークのついた軽自動車がよろよろとS字を描きながらこちらに向かってきます。
このとき密かに危ないと感じたのですが、いったん切りなおすようなそぶりを見せたので、そのままにしたところ今度は完全に当たる角度で進入してきたのです。
慌ててクラクションを鳴らしたのですが、気がつかないのかそのままガツン!・・・・・・やられてしまいました。乗っていたのは70代? とおぼしきおじいちゃんひとり。
私は車から降りて「当たったよ」と優しく言ったのですが、「わしゃ知らん」「息子に連絡してくれや」と言い、さっさと病院に入って行こうとします。
ちょっとちょっと! と呼びとめ、ほらここ、と傷のついたバンパーを指し示すと黙って私の顔を見るばかり。バンパーは車のプロテクターですから、当たってもいいものなんですが、配達車とはいえ半年前に購入したばかりの新しい車。
ショックでした。でもそのおじいちゃんにはそれ以上何もいいませんでした。言ってもしょうがないと諦めた理由はふたつ。
おじいちゃんの乗っている軽自動車はそれこそあちこち凹んでキズだらけ。かなり接触事故を起こしているのでしょう。
隣の車のバンパーに当てるのなんて日常茶飯事なのかもしれません。
もうひとつは、そのおじいちゃん、ちょっと痴呆を感じたので・・・。おじいちゃんがいつかどこかのお店でアクセルとブレーキを踏みまちがえて店に飛び込んだり、小学生の登下校の列に突っ込んだりするのではないかという不安と、なによりもそんなおじちゃんをひとりで病院に行かせている息子さん? が心配です。
送って行くなり、タクシーを呼ぶなりできないのでしょうか。これからの高齢化社会では、免許を取る年齢が決まっているのなら、停止(回収)する年齢だってあってもいいという議論が出てくるかもしれません。
初心者以上にシルバードライバーの運転はこわいものです。
マークを付けた車に周囲が気をつけるだけでは事故は避けられません。自転車だったら体力を感じることが容易なので、そろそろムリかな、という限界を早めに知ることができるのですが、車の場合はそうはいきません。
いつまでも同じような感覚で乗ってしまいますし、やはりその便利さをなかなか手放すのができないのだと思います。
実際に接触事故にあってしみじみそんなことを考え、配達には十分気をつけるようになりました。シニア向け特集記事
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