もう手遅れ? こうすればもっと出世できたのに
2014/7/15会社を退職してしまえば出世も関係なくなり、いわばノーサイドの状態。
もうどうでもいいもんね、という心境です。
不思議なことに、そして、困ったことに、多くの人はそんな心境になって初めて冷静に自分を振り返ることができるものです。
筆者もその一人。
もう、完全に手遅れですが(笑)、「こうすればもっと出世できたのに」と題して渾身(?)のレポートを提出させていただきます。
出世するための基本3条件
一流企業や主要官庁などで出世した友人に共通する条件をまとめれば、以下のようになります。
・頭が良い
・自分の意見をしっかり持っている
・いざという時に頑張れるなんだ当たり前じゃないかと思われるかも知れませんが、大切なことは、ごく当たり前のことが多いのですよ。
この基本3条件が揃っていれば、出世はかなり有望だと言えるでしょう。
しかし、これでは面白くもなんともないので、もう少し掘り下げてみましょう。
必ずしもマイナスにならない短所
・性格が悪い
・自分勝手性格が良い人で出世した人は大勢いますが、性格が悪いとか自分勝手な人が出世している例もたくさんあります。
従って、性格が悪いとか自分勝手であっても、必ずしもマイナスではありません。
ただし、基本3条件が具わっていなければ、ただの嫌なヤツです。
また、いくら出世しても会社を辞めてからは誰にも相手にされない例が散見されますので、その点はご注意を。
なお、起業して成功している人は概ね自分勝手であり、自分勝手=自らの考えで道を拓くということで、勝手さは経営者には大事な特性なのかも知れませんね。
必ずしもプラスにならない長所
・家柄が良い
・友人が多い家柄が良いとか友人が多いだけでは、厳しい出世競争は勝ち抜けません。
ただの良いヤツでオシマイという例は、意外に多く見られました。
しかし、基本3条件に家柄とか交友関係の広さが加われば鬼に金棒ですから、もちろん大事な要素ではあります。
これは絶対にダメ
・短気、我慢ができない
・空気が読めない
・コミュニケーション能力がないどんなに基本3条件が揃っていても、このような欠陥が一つでもある人はダメ。
若い時は良い評価をされていても、管理職になった時には、こういった点が大きなマイナスになります。
この三つは、出世を妨げる3条件と言ってもいいでしょう。
長所だった筈が短所に
これは、具体例でお話ししましょう。
Aさんは、集中力が高く、若いころは集中するとかなりの成果を出していました。
ただし、集中している時は、周囲の会話は耳に入らず、かなりこわい顔で仕事をしていました。
そして管理職になった時、難しい局面であればあるほどニコニコしていなければいけないのに、ついつい集中してこわい顔になってしまったそうです。
これは、若いころには長所だった点が、立場が変わると短所になるという例ですね。
でも、Aさんも管理職の時は、そんなことは気づかなかったということです。
いかがでしたでしょうか。
自分がその渦中にいる時はなかなか気づかないのに、気楽な立場になったら、なんでいろんなことが見えてくるのか。
いや、出世する人は、きっと現役の時にも見えていたのでしょう。
結局は、その差かな?
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