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太陽光発電-家計に与える影響は?

2011/7/22 

今、話題の太陽光発電。一般家庭で導入したら、どれくらい家計費に影響が出るのか、簡単に計算してみました。
定年後に神奈川県にお住まいのシニア世代、Sさん宅の例で見てみましょう。

定年後の生活|太陽光発電|家計に与える影響Sさんのご家族

 

~太陽光発電、投資額はどれくらい?~

【投資1】 IHクッキングヒーター(オール電化用)     30万円
       電気給湯器                     70万円

【投資2】 太陽光発電設備(工事代、補助金を含む)  200万円

【合 計】                             300万円

太陽光発電|家計に与える影響パネル15枚を屋根に設置

 

~太陽光発電の導入前と比較しました~

2010年6月 居住人数:1名  使用内容:一般の電化製品、台所、風呂  

電気代5,333円+ガス代5,013円=10,346円 (導入前)

    ↓
       
2011年6月 居住人数:1名  使用内容:一般の電化製品、台所、風呂  

使用電気代3,509円-売却電気代6,342円=△2,833円   → 2,833円の収入
 
 

1年前と使用条件はほぼ同じで、1ヶ月分の家計費にすると

10,346円+2,833円=13,179円   → 1ヵ月あたり13,179円下がりました。

なお、オール電化により夜間電力を使えるようになったので、以下のように使用電力は平均17円で済み、売却電力は平均42円で販売という結果になりました。

使用電力 208kwh ・・・ 平均17円
売却電力 151kwh ・・・ 平均42円
 

 

~太陽光発電の損得勘定~

定年後の生活|太陽光発電|家計に与える影響
投資額300万円で、1ヵ月あたり1.3万円のメリットなので

 300万円÷1.3万円=231ヵ月   →  投資回収期間は約20年です。

 
真夏の停電時など非常時のリスク軽減化エコライフしつつ家計費が下がるのはメリットですが、投資回収だけを考えれば20年かかる訳であり、家計の損得の見地からすれば、効果はいま一つ

皆様が検討するにあたって、家計の損得だけを考えるのならば、必ずしもおトクではありません。

また、(今のところ)補助金が出ているので税金を使うし、電力会社が42円で買い取ること(続くかどうかは不明ですが)で日本全体の電力料金が上がる可能性も否定できません

とは言え・・・

①原発依存度が下がることが予想される中、できるだけ自然エネルギーを活用する

②CO2排出量を低減化するためには、石油など化石燃料への依存度を下げる

等々、環境保護の見地からぜひ前向きに考えるべき話しだと思います。

従って、結論は以下の通りです。

 
<太陽光発電 = 環境保護のために300万円を預けたと考える>

300万円を預けると、年間15万円(=1.3万円×12ヵ月)くらい返ってくる。

太陽光発電が 20年使えれば、預けた300万円は全部帰ってくる。

20年使えなければ一部は帰ってこないが、その分は環境保護のために寄付をしたと考える。

地球に住んで、エネルギーを使わせてもらっていることに対する恩返しということですね。

そんな考え方は、いかがでしょうか。

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