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シニアの生活に『そろばん』を取り入れてみよう

2011/9/12 

定年後の生活|そろばん『外に出た脳』ともいわれる指先。
指先を使うと「ボケ防止」になるといわれますが、定年後の日常生活で意識的に指先を使うというのは、なかなか至難の業。
意識して指先を使うには何がいいだろう?
来て欲しくない「ボケ」に抗うべく対策を考えてみました。

~指先の刺激は老後のボケ防止に役立つ~

定年後の生活|ボケ防止「指先を使う」=楽器を弾く、手芸をする、日曜大工、絵画書道陶芸などの造形物。いろいろ効果がありそうなものが思い浮かびます。
しかし、これら…費用がかかる、目や肩が疲れる、とっつきにくいなど、すんなり始めるには抵抗感を感じる方も多いのではないでしょうか。
費用が安価で済み、用意するものも少なく、日常的に使え、疲労感も伴なわず、手軽な「ボケ防止」最善策として浮かぶのが『そろばん』です。

~『そろばん』の効用~

大きな成果は暗算ができるようになることですが、暗算の仕方にポイントがあります。
そろばんを習っていない人は、いわゆる筆算として暗算をしようとしますが、そろばんを習っている人は、頭にそろばんを浮かべて暗算をするそうです。
つまり、頭の中でイメージができる、映像として捉えることができる、という意味で右脳を使っていることになります。

筆算として文字だけを使用する計算は左脳を使うといわれていますから、暗算ひとつとっても日常とは違うパターンの脳の使い方ができるといえますね。
もっといえば、玉をはじく行為は左脳を使い、イメージして計算する時には右脳を使いますので、バランスのいい脳の使い方ができるようになると言えます。

~「ひとりでこつこつ」より「みんなで一緒に」~

そろばんは「集中力」がつくとも言われています。
指先に集中するという点で集中力を高めますが、決まった時間で答えを出すという作業が、より集中力アップに繋がりますので、この点では、教室に通う、問題集に取り組む、などの環境が大いに影響すると思われます。
その意味では、『そろばん』は「ひとりでこつこつ」ではなく、教室などに通い、「みんなで楽しく」の方が、効果を倍増するのではないでしょうか。
シニアの生活|ボケ防止

~そろばん教室の現状~

教室について調べてみると、地域のそろばん教室だけでなく、ボランティアで指導が行われる、高齢者対象のそろばん講座なども各地で催されている様子。

一例をあげてみます。
費用は12回(3か月)で¥3,000ほど。

講座に参加したシニアの感想。
<70代女性>夫を亡くし家にとじこもっていたが、広報でそろばん教室のことを知り、入りました。一生懸命夢中になることができて良かった。
<60代女性>数字を見るのが楽しくなり、スーパーにいっても計算をしながら買い物をするようになった。
<50代男性>非常に興味深かった。今後は級に挑戦しようと思う。
<70代男性>少し難しかったが、頭がクリアになった気がした。

初心者で12回受講すると、検定能力試験8級程度に合格するレベルの講座内容になっているそうです。経験者には中級、上級が設定されています。

~目標をたてやすく、続けやすい『そろばん』~

「ボケ防止」目的だけではなく、孫に教えるなど、教える楽しさや一緒に取り組む楽しさを味わえるのもそろばんの魅力の一つです。
珠算の検定試験は、検定料も800円台から2,000円台と比較的安く、試験回数も年に4回は開かれていますので、一段ごと目標を設定し、試験にチャレンジしやすいことも魅力です。
本格的に教室を開くには珠算能力検定1級以上が必要ですが、先に紹介した講座では72歳の女性が3級に合格されているそう。
やる気次第では「遠き門」ともいえないのではないかと勇気がわいてきます。
一番大事なのは続けること。
その点でも目的を持って続けることのできる「脳トレ」といえますね。
シニアの生活|そろばん

室町時代、中国(明)から日本に伝えられたといわれる『そろばん』。
「願わくは~」で始まる掛け声は、西洋数字がまだなかった頃、縦書きで書かれた漢字の数が読みにくく、読み上げる人とそろばんをはじく人にわかれていたため、始まったそうです。
歴史と日本人の知恵を感じる『そろばん』。
始めてみると意外な奥深さをみつけられるかもしれませんね。

ライター小柴直美

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