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シニアの声(3)マスコミ報道に苦言を呈す

2012/10/19  かざぐるま さん

定年後の生活
週刊朝日が、橋下徹・大阪市長の出自に関する連載記事を掲載したことが、話題になっています。
表紙のタイトルには「緊急連載スタート ハシシタ 救世主か衆愚の王か」とあり、「橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」という過激な文字が並んでいます。
そして記事には「ハシシタ 奴の本性について」とあります。
これだけ読んでも、内容がいかに悪意に満ちたものであるかが分かります。

テレビの記者会見で、橋下氏は「言論の自由は尊重されなければならないが、親や祖父の代にまでさかのぼり、住んでいた地域が被差別部落であるとか、職業が何であるとかを書きたてるのは、報道機関として一線を越えている」と怒りをあらわにしました。
そして、出版社の「朝日新聞出版」や親会社の朝日新聞社の見解を聞くまでは、両社の取材を拒否するとまで、言い切っています。

私もかねてから、マスコミ、とりわけ週刊誌の報道ぶりを苦々しく思っていただけに、橋下氏の怒りは当然であると感じました。
橋下氏が指摘するまでもなく、政治家などの公人は、政策や考え方、あるいは本人の行動について、さまざまな批判や指弾を受けることはあって当然です。
しかし、自分の家族や親族、さらに祖先にまでさかのぼる血脈、出自まで、「あばく」というのはいかがなものでしょうか。
本人の努力とは関係のない出自、住んでいた環境などを、意図的に記事にするのは、偏見と先入観以外の何ものでもないといえます。

報道機関は日ごろ、人権や差別問題に対する厳しい姿勢を、声高に論じています。
しかし、同じ報道機関の100%子会社の雑誌が、それとはまったく異なる記事を掲載する。
これではマッチポンプといわれても仕方がないでしょう。
うがった見方をすれば、総選挙が近いとみて、大きな影響力を持つ橋下氏の力をそぐ、というねらいとも考えられます。
つい最近の読売新聞によるiPS細胞に関する誤報記事といい、これでは、マスコミ報道は信頼を失うばかりです。

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