定年生活.com トップ» 学ぶ » シニアの声(10)ブレる日本維新の会の脱原発公約

シニアの声(10)ブレる日本維新の会の脱原発公約

2012/12/7  かざぐるま さん

定年後の生活
衆院総選挙戦が、16日の投票日に向けて本格化しています。
12党が乱立する未曾有の選挙戦ですが、国民が判断の目安とするそれぞれの党の公約は、絞られてきているようです。
大きな項目としては、消費税増税の可否、景気・経済対策、TPP参加、憲法改正と集団的自衛権、そして脱原発と原発再稼働問題などでしょう。

その中で、脱原発と原発再稼働問題は、過去の選挙戦で、これほど大きな争点として登場したことはなかったようです。
これは、何といっても、東日本大震災とそれによる福島第一原発事故による被害の大きさが影響しています。

脱原発、あるいは、原発への取組方針について、国民が期待しているのは、各党の具体的な方策とその道筋だと思われます。
それぞれの党の公約を見ると、10年後、20年後のお題目を並べるだけで、そのための政策手法が何ら示されていません。
これは、民主党の政策についてもいえます。
「2030年代に原発ゼロをめざす」というお題目は結構ですが、当面の原発再稼働問題をどう取り扱うのか。
自民党に至っては、「10年以内に持続可能な電源構成を確立する」「原発再稼働は3年以内に結論をめざす」と、極めてあいまいな表現にとどまっています。

そんな中で、日本維新の会の橋下徹代表代行は、当初、脱原発を掲げていたものの、石原慎太郎氏の太陽党と合流したことから、脱原発の旗を降ろし、「2030年代までにフェーズアウトする」という、何とも良く分からないあいまいな表現に変えています。
これに対して石原代表は「暴論に近い。修正させる」と発言しています。
そうなると、日本維新の会は、原発政策に対して、どういう方向で臨もうとしているのか、国民は戸惑うばかりです。

橋下徹氏は、これまで、行政改革、公務員改革などで、大胆な発言とその実行力で、一定の評価を得てきました。
日本維新の会が、一定の勢力を獲得すれば、これまで出来なかった思い切った改革に道筋が付くのでは、と期待した人も多いと思われます。

しかし、原発政策で、このように政策のブレが大きいと、信頼を失いかねません。
もちろん、総選挙では、原発だけでなく、さまざまな政策が問われています。
しかし、政策のブレが大きいと、それぞれの公約は人気取りのパフォーマンスか、政権をとるための手段に過ぎないのでは、と思われても仕方がありません。

投票に際して私たちは、公約の中身と同時に、信頼に足る政党かどうかも、選択肢に加える必要がありそうです。

シニアの声

(8)公務員宿舎の値上げは一歩前進

(9)電力会社員の地方議員活動に疑問

(11)手放しで喜べぬ小・中学生の学力向上

シニア向け特集記事

<お金や暮らしに関する特集>

 
老後の不安
(1)健康・お金  (2)働く  (3)過ごし方

老後の計画
(1)お金  (2)個人年金保険  (3)医療保険  (4)確定申告  (5)住宅ローン  (6)老人ホーム

老後の生活と年金
(1)把握編  (2)対応編  (3)独立編

定年後の生活費、どれくらい必要? / 退職時の貯蓄、どれくらい必要? /
年金生活・・・老後のお金について考える

定年後
エンジョイライフ / 貯金半減 / 月20万で楽々 / 無収入・一人暮らし /
健康オタク / 熟年離婚 / 熟年結婚 / 教育費貧乏

シニアの群像
(3)田舎暮らし  (4)海外暮らし  (5)野菜づくり  (6)写真展 

<働くことや仕事に関する特集>

元気で働く
64歳男性、看護 / 63歳女性、保育補助 / 58歳女性、クリーニング&パン

定年後
まだ働いています / 仕事がしたい  /  60歳からの働く /
会社に残れたものの / 早期退職か居座りか / 失業しています

定年後も働こう|定年後の独立開業 / シニア夫婦が自宅でしている仕事

シニアの群像
(1)異業種交流  (2)職探し  (7)独立開業

学ぶに関する特集・投稿リストへ

トップページに戻る