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なってみて初めてわかるバリアフリー

2011/6/27  デニー さん

定年後の生活|バリアフリーウイルス性の肝炎になってしまいました。このままだと肝硬変になると言われてますが、どうしようもない。全身の倦怠感と疲労感が抜けず、何事にもやる気が起きないのですが、しかし、出かけなければならないこともあります。第一、病院に行くのにも外出しなければなりません。そういう状態で町を歩くというのはとてもつらいものです。普通の状態では思いもしなかったところにひっかかってしまいます。歩道を歩いていても段差もないけれども、クルマの出入り口で歩道がえぐれて傾斜がついているところでこけてしまうとか、いきなり横切ってくる自転車にびっくりしたりとか、時々苦しくなってちょっと休みたいと思っても、町中でそういうところもありません。JRの駅にたどり着くまで、30分ちかくかかってしまいます。普段だったら10分でいけたところにこれだけの時間がかかる。病気にはなりたくないものです。

そうやって苦労してたどり着いたあとのJRの駅では全然苦労しないのです。
階段を上らなくてもいまではエレベーターがあります。元気なときなら軽やかに階段を上っていましたし、さらに元気だったら2段飛ばしもやってたんですが、いまではとてもとても。階段を上りきれるかどうかも不安なくらいですが、エレベーターのおかげで体力を使わないで済みました。基本的にどの駅にも段差はまったくありません。どうしても段差を解消できないところはちゃんとスロープをつけてあります。

改札もスイカでワンタッチ。目も悪いし、小銭を扱う手も時々震えるので、切符をいちいち買うのもわずらわしいのですが、その苦労がないのは小さいことですけど助かります。
ホームへの下りの階段は、やっぱりエレベーターはありますが、ここでは自力で降りる。ちゃんと手すりもありますし、階段も、階段への通路も滑り止めがついた床パネルがあるから、足元が多少ふらついても大丈夫です。また、階段の最終段は黄色く塗られていて、足を踏み外すこともありません。最後の段になってほっと油断する人も多いのでしょう。そういうことまで細かく考えているんだなと思いました。
もちろんホームにはベンチもあります。都内の地下鉄の一部にはホームと線路の間に転落防止のパネルが設置している駅もありますが、JRではまだ普及の度合いは低いようです。

そこまで求めているわけではありませんが、JRの駅はバリアフリーが細かく徹底されているな、と思った次第です。こういう細かな心配りというものは、それが必要にならないとわからないものです。立場が違って初めてわかるものがあるということです。

バリアフリーなどというのは特にそうで、それを必要とする人は多くはない。ほとんどの人は関係なく施設を利用します。しかし、定年後世代やシニア世代など必要とする人は切実に必要とするもので、その少ない人々のためにお金をかけてきっちりと整備する。大事なことは相手の立場になること。障害者や病気の人が何を求めているかを考えることです。それとその最大公約数を求めること。内容も必要とされることも人によって違っているいちいちすべてに対応するのではきりがありません。最大公約数的な満足度を提供することが必要なのだろうと思います。そんなことを考えさせてくれる一日でした。

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