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肉の生食はなぜ怖い(1)

2011/6/25  今加羅幾三 さん

定年後の生活|肉の生食一躍不幸なニュースで注目メニューとなったユッケ。
「焼肉酒家えびす」の食中毒事件の前から人気メニューでしたが、人気を知らないのは定年近い私だけだったようです。 
ヘルシー、カロリーが低そう、美容にいい・・・。
若い女性の間では、ユッケがこんなイメージを持たれているそうです。

私はこの話を聞いて愕然としました。なぜなら20数年前、私が若い頃には「焼肉店へ行く女」というのは、「下品」、「本能剥き出し」というイメージが強かったように思うからです。当然、生の肉を食べるなんてとんでもない話だったのです。
当時、職場の女性から聞いた話ですが・・・焼肉店にいる男女はもう、関係を持っているということでした。

時代は一気に変わり、今や、女性も焼肉店へ行って当たり前。
同時に、ユッケも人気メニューとして浸透したというわけです。
日本人は魚の生食には慣れ親しんでいますので、生食自体に抵抗がなかったことも背景にはあるようですね。

私は詳しくはよく分らないのですが・・・科学的にみると、魚につく微生物と肉につく微生物はまったく違い、影響の程度も異なるそうす。
「魚は大丈夫だから肉も平気」とはいかないようですね。

食文化として定着し、そのツケが回ってきた格好の今回の腸管出血性大腸菌食中毒事件。
「焼肉酒家えびす」のユッケが原因で4月に発生した食中毒は、5月24日現在、160人あまりが発症し、死者4人、入院中の重症者18人という、日本の食品史上まれな大事件となってしまったようです。

では、生肉を食べる時に気をつけるべきことは?
この度の死にも至る腸管出血性大腸菌は、腸管出血性大腸菌(O157やO111、O26など)とカンピロバクターという2種類の菌。どちらも、魚にはいない菌だそうです。

腸管出血性大腸菌は、ベロ毒素という非常に強い毒性物質を作り放出する性質を持つ大腸菌だそうです。それから酸に強いため、口から入ると胃酸も平気でかいくぐり腸管に感染し、ベロ毒素を放出するのだそうです。

その結果として・・・激しい腹痛・下痢を引き起こし、重症の場合には溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)などの合併症も招き死にも至るようです。

体力のない子供や高齢者が重症化する傾向もあるが、若者も油断はできません。
菌数がごくわずか、数個~数十個であっても体の中に取り込まれると発症する恐れがあるとみられていることです。

ほかの食中毒菌の中には、数十万、数百万と食べなければ発症しないものもありますが、食品の保存状態が悪く菌が増殖すると食中毒を引き起こすので、「新鮮なうちに食べる」ことが食中毒防止策として一般的には有効。
しかし腸管出血性大腸菌はまったく異なり、食品が新鮮であっても菌が少しでも付いていれば大丈夫とは言えないから怖いようです。
私は焼肉しか食べたことがない、つまり火を通してしか食べないので心配は無いと安心して焼肉屋へ行っていますが・・・。

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