盛り上がったＡＫＢ総選挙

盛り上がったＡＫＢ総選挙 2012/6/9　ＡＫＢ５５　さん

AKB48
６月６日のＡＫＢ４８総選挙はテレビで生中継され、高い視聴率を得ました。宮様が亡くなったり、有名芸能人の元夫が麻薬で逮捕されたりと、１面トップ級のニュースが重なったのをはるかに凌駕して、日本中の話題をさらったものでした。

はずかしながら、私も１票を投じた一人です。５５歳にしてアイドル好き、というわけでもないのですが、投じたアイドルが何位に入っているかというのはすごくおもしろかった。馬券を買わないで競馬を見るのと違って、大イベントに参加しているという意識が出てきてのめり込みますねえ。おもしろかった。

なんでたかが一介のアイドルグループに過ぎない彼女たちが、日本中を巻き込んでこんなに盛り上がるのでしょう。
それは彼女たちが常に本気で頑張っているからだと思います。その本気のがんばりを、すべて「見せる」ところにＡＫＢのおもしろさがあるのです。

たとえば、テレビでもちょっと流れましたが、埼玉西武ドームでのコンサートのバックステージ。大島優子が過呼吸になり、前田敦子もひいひい言って倒れそうになっていた。でも、ちゃんとステージに立って、激しい曲を歌いきり、踊りきった。この「壮烈」な姿が、彼女たちの最大の魅力といえます。

または、去年の選抜総選挙のバックステージで、２位になった大島優子が最後の最後に泣き崩れた、やっぱり１位になりたかったんだな、というリアルな「壮絶」さが浮かび上がりました。ちなみに、これらの画像は映画のＡＫＢドキュメンタリー「少女たちは傷つきながら夢を見る」からとったものです。

普通のアイドルは、こういうバックステージは絶対に見せません。
夢を売る商売のアイドルが、裏では疲労困憊でへとへとだったり、上を目指す欲があったり、表面的には仲がいいけど、実は熾烈なライバルだったりという、ある意味の醜い現実を見せることはかつてありませんでした。ＡＫＢ４８が初めてだったのです。

こういうのはうまく撮れたとしても絶対に事務所がＮＧを出すのです。ところがＡＫＢ４８の場合は、バックステージにもきっちりとカメラが入り込み、あれだけ自然な姿を撮っているということは、絶対に日常的にカメラを回し続けていた、ドキュメンタリーの手法を踏襲していた、意識的なものなのです。

つまり表も裏も全部見せるのがＡＫＢ４８で、その頂点にあるのが選抜総選挙なのです。だから、順位も操作なし、コメントも自由、彼女たちの素直な感想が語られる。「普通なら」売り出したいメンバーを数字を操作して上位にしたり、「おまえ何位なんだからコメント用意しておけよ」とか、多少なりとも運営側が演出するものですが、それも一切なし。

演出を加えたら、鋭いオタクたちが直ちに看破することは間違いありません。だから、総選挙の順位は本物で、それに一喜一憂する彼女たちも本物の感情なのです。これがＡＫＢ４８のおもしろさの秘密なのです。

ＡＫＢ４８に関する投稿

おじさんがＡＫＢ４８好きじゃ悪いか

歌謡曲好きがＡＫＢ現象に乗っかって新たな世界へ

盛り上がったＡＫＢ総選挙

シニア向け特集記事

＜お金や暮らしに関する特集＞

　
老後の不安
（１）健康・お金　　（２）働く　　（３）過ごし方

老後の計画
（１）お金　　（２）個人年金保険　　（３）医療保険　　（４）確定申告　　（５）住宅ローン　　（６）老人ホーム

老後の生活と年金
（１）把握編　　（２）対応編　　（３）独立編

定年後の生活費、どれくらい必要？　／　退職時の貯蓄、どれくらい必要？　／
年金生活･･･老後のお金について考える

定年後
エンジョイライフ　／　貯金半減　／　月20万で楽々　／　無収入・一人暮らし　／
健康オタク　／　熟年離婚　／　熟年結婚　／　教育費貧乏