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世相を斬る!(45)竹島問題、日本は大人の対応を

2012/8/24  臥龍 さん

オピニオン|世相を斬る
竹島の領有権をめぐる日韓の対立が、エスカレートしています。
李明博大統領の竹島上陸が、問題の発端であり、これに対して日本は厳しく抗議するとともに、国際司法裁判所への単独提訴も辞さない構えです。
野田首相の大統領宛親書についても、韓国側をそれを送り返すと言う非礼な態度を示し、日本政府は、新たな対抗措置も検討しています。
国内の一部には、野田首相自ら竹島に上陸すべきだ、と言う意見すら聞かれます。

こうなっては、まさに子供のけんかです。
今のところ、政府は「この問題には毅然とした態度をとり、国際社会に、韓国の不当性を訴えていく」方針を示しています。
子供じみた韓国のやり方に対して、日本はむしろ大人の対応で、冷静な姿勢を示すことが、国際社会の評価を受けられると思われます。

李大統領の唐突な竹島上陸は、実兄や側近の不祥事で政権末期の支持率低迷を、何とか挽回したいという政治的パフォーマンス、というのが、韓国内でも一般的のようです。
また、天皇の韓国訪問に対し「来たかったら、心から韓国民にわびるべきだ」と言う発言は、日本人の神経を逆なでするものといえます。
私たち日本人として、李大統領の発言を許すわけには行きませんが、だからと言って何らかの行動に出ることは抑えるべきでしょう。

韓国内でも、大統領の言動は、国家元首としてふさわしいかどうか、疑問である、と言う声が上がっています。
当然のことでしょう。韓国の野党からは「日本の対抗措置が具体化すれば、韓国自身の国益を損なう」と言う意見も聞かれます。

日本としては、ここは、冷静な対応を示し、韓国国民を刺激することは避けなければなりません。
ロンドン五輪のサッカー3位決定戦で、韓国選手がボードを掲げて「独島(竹島)は我々の領土である」とPRしたことは、オリンピック憲章に反するばかりか、国際的にもひんしゅくを買いました。

国際的なルールを守り、国際世論を背景として、日本の主張を貫くことが、何より求められていると思われます。

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