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シニアの声(27)アベノミックスに挑戦する吉野家「牛丼」の値下げ

2013/4/12  かざぐるま さん

定年後の生活
シニアにも人気のある牛丼の吉野家が、「並盛」をこれまでの380円から、一気に100円値下げし、280円にすると伝えられました。
26%超の値下げ幅です。アベノミックスで、今や国内は値上げムード。
円安による原材料高を反映して、ガソリン、小麦粉、さらには電気料金など、値上げラッシュです。
そんな中での牛丼の大幅値下げは、大胆な金融緩和によるアベノミックスに対する、挑戦状のような感じがします。

安倍首相の目指すデフレからの脱却は、長年停滞していた物価を2年以内に2%上昇させることを目標に、日銀の資金供給を大幅に増やす政策です。
それによって円高を是正し、企業の輸出を後押しして収益の改善を図ろうというわけです。
たしかにそうした政策は、これまでのところ成果を上げているといえるでしょう。
それは、株式や為替相場に表れています。
円安が進行し、企業業績の改善を先取りした株価が連日高値を更新しています。

しかし、それらで恩恵を受けるのは、輸出依存度の高い企業や大量の株式を保有している金融機関、大企業、さらに富裕層といわれる一部の個人投資家だけです。
企業が潤い、そこで働く多くのサラリーマンの懐具合が温まり、そして家計の財布のひもがゆるむ、そうした好循環が具体化するのはまだまだ先の話です。

それを象徴的に示しているのが「牛丼」の値下げでしょう。
円安によって、牛肉をはじめ原材料費の価格は上昇しているはずです。
それにもかかわらず、これほどの思い切った値下げをするのは、何といっても企業競争が激しいからです。
外食産業は、最も競争の激しい業種の一つです。
競争に勝ち抜くためには、良いものをいかに安く提供できるかにかかっています。
アベノミックスで、お金が市中にあふれても、物の値段が上がるわけではありません。

「牛丼」チェーン店には、若い人だけでなく、定年前後のシニアのサラリーマン、年金暮らしのお年寄りなど、財布にそれほどゆとりのない人たちの利用割合が多いといわれます。
そうした人たちにとっては、値下げは大歓迎です。
年金生活者ならずとも、収入増加が期待できない人たちにとって、物価の上昇は、財布のひもをますます固くさせることになるでしょう。

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