松戸市立病院建て替え問題中間報告
2011/11/13 Kiyoshi Matsudo さん松戸市立病院
※ 2011/7/14掲載 松戸市立病院移転問題に揺れる町 へ
2011年10月25日、松戸市立病院で入院患者3人が死亡しました。
いずれも集中治療室に入っていた高齢の入院患者で、抗生物質が効かない多剤耐性緑膿菌による院内感染が原因でした。
看護学校これを防ぐには診療に使った手袋を患者ごとに取り換えるとか、流し場など関連設備を清潔に保つとか、基本的な衛生管理しかないのだが、松戸市立病院ではそれがなおざりになっていたのです。
良くある話で、ごたごたしている組織ではしばしばそうした基本をなおざりにするものです。
市立病院研究棟:病院とは歩道橋で連結されている松戸市立病院は建築から44年経って耐震性の問題から移転が課題になっていました。当初は松戸市のはずれにある東松戸に移転を決定したのですが、昨年6月の市長選挙で現在の場所の建て替えを主張した本郷谷健次市長が当選しました。しかし、いざ市長になってみると現地建て替えは予算的にも期間的にも難しい。そこで打ち出したのは現在の病院から1キロほど近くにある千駄堀地区への移転でした。そこは隣接して市の大型施設「21世紀の盛りと広場」というばかでかい公園があって、それと一体に建設すれば市のシンボルとなるメリットもあって、さらに至近には運動公園という大型施設もあって、広域の文化エリアとなっています。
市立病院医師住宅移転は一気に千駄堀地区へと傾きました。まだ最終決定はしておりませんし、最初の移転予定だった東松戸エリアの処理も片づいていませんから、問題は残っていてまだ紆余曲折はあるでしょうが、確かに千駄堀地区への移転は理想的といえます。
通称鉄塔道路:市立病院と移転予定の千駄堀を一本道で結ぶというのは、松戸市立病院の近隣には付帯設備が多くあって、それも一緒に東松戸に移転するのは困難を伴う。千駄堀だったら現在の設備がそのまま使用できます。病院の研究棟をはじめ、市内最大の看護学校、医師住宅、職員住宅、また病院に勤める職員の保育園なども完備されています。
千駄堀移転予定地:森の向こうは傾斜になっており21世紀の森と広場に隣接する広大な敷地同エリアにある貝塚:地盤の固さは証明ずみ
こうした移転問題が片づかなければ、少なくとも方向性を決定しなければ、病院に勤める医師や職員の意気も上がらないでしょう。次の院内感染が起こることも考えられます。今回の事件が市長の尻を叩いた結果になるでしょうか。(中間報告 終わり)
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